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モデルナ、民間市場の期待で2023年の新型コロナウイルスワクチン売上高は最大80億ドルを見込む

Mar 04, 2024

モデルナ社は木曜日、政府契約から米国の民間市場に販売が移る秋季シーズンの増加を期待して、新型コロナウイルスワクチンの年間販売予測を最大80億ドルに引き上げた。

モデルナの株価は木曜日の市場前取引で1%上昇した。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)製品の売上は、パンデミックのピーク時に大幅に伸びた後、低迷した。 しかし、ファイザーとモデルナは、民間市場での販売と、XBB.1.5亜種を対象とした新しいアップデートショットに対する強い需要に期待を寄せている。

モデルナは今年、新型コロナウイルスワクチン接種による売上高が60億ドルから80億ドルになると予想しており、秋シーズンの米国での5,000万回分~1億回分の潜在的な需要に牽引されて、従来予想の50億ドルから上方修正されている。

同社は米国などでの商業契約によるワクチンの売上高を20億─40億ドルとみている。 ただ、政府との契約締結による売上高総額50億ドルのうち、10億ドルは来年に延期されるとの見通しを示した。

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ファイザーは火曜日、新型コロナウイルスワクチンの販売は不確実だと警告し、今秋の新型コロナワクチン接種率が年間接種率の良い予測材料となるはずだと付け加えた。 ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの売上高は第2・四半期に83%減少した。

リフィニティブのデータによると、モデルナの第2・四半期の新型コロナウイルスワクチン売上高は94%減の2億9300万ドルとなったが、それでもアナリストの平均予想である2億3360万ドルを上回った。

純損失は1株当たり3.62ドルと報告されており、アナリストの平均予想損失4.04ドルよりも縮小した。

モデルナの四半期財務は、最新の新型コロナウイルス対策への製品需要のシフトと顧客需要の減少により、6億7,400万ドル相当の在庫評価損やその他の費用によって打撃を受けた。 (バンガロールのリロイ・レオとニューヨークのパトリック・ウィングローブによる報告;シンジニ・ガングリによる編集)

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